今年も柿の鬼と会った。
柿の鬼は、きょ年にも増してうれしい人だった。 「柿一万本って言ったって、一本一本が集まって一万本なんだあ〜」 「一本一本は全部違うだあよ。ちゃんと見て、やらなきゃあ、だめだあ〜」 「これは人間も一緒だあ〜」 立ち昇る炎の如き柿語録。 自身が血と汗と涙で会得したであろうノウハウを 惜しげもなく、バスの発車時間ギリギリまで伝授する、柿の鬼。 かっけー。 あなたの柿は、やさしい味がします。 そして、伝票を引ったくるようにして奢ってくれた。
by vladivost0k
| 2006-03-25 19:55
| カナタ
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No Alternative
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